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皆さんこんにちは!佐々木運輸機工有限会社のブログ更新担当の中西です。
さて今回は
~確認すべき項目~
ということで、重機リース時に確認すべき項目について、実務経験を踏まえて深掘り解説します
重機リースは、建設業やインフラ工事に欠かせない存在です。しかし、「借りる」だけで完結するサービスではなく、安全性・法令順守・現場対応力の観点からも綿密な事前確認が不可欠です。
目次
重機にはそれぞれ得意な用途・制限があります。まず大切なのは、使用目的と作業条件をリース業者と共有することです。
施工内容(掘削・運搬・解体・整地など)
地形・地質条件(傾斜地・ぬかるみ・狭小地など)
稼働時間と日数(レンタル期間設定の基準に)
これにより、最適な機種選定が可能になり、トラブルや作業ロスを防ぐことができます。
リース開始時には、重機の状態を借主・貸主双方で確認し、記録を残すことが重要です。
外観・塗装・キズの有無
タイヤ・クローラー・作動油・燃料残量
ライト・警報音・計器類の作動チェック
アタッチメントの有無と固定状態
写真を撮影しておくことで、返却時のトラブル防止になります。
重機の使用には、建設業法・労働安全衛生法などの法令が関係します。以下の書類・情報を確認しましょう
書類 | 内容 |
---|---|
車検証・点検記録簿 | 使用許可があるか、有効期限内か |
作業資格者の確認 | 車両系建設機械運転者、小型移動式クレーンなど |
賠償保険・任意保険の加入状況 | 万一の事故・破損対応のため |
業者によっては「保険付きリース」と「保険なしリース」があるため、事前に契約内容を明確に把握しましょう。
重機は大型で重量があり、現場までの搬入方法や使用環境の整備が重要です。
輸送トラックの手配(業者による手配か、ユーザー手配か)
現場進入路の幅・地耐力・障害物の有無
燃料補給の方法(自社で行うのか、供給付き契約か)
搬入当日に現場で「入らない」「動かない」となると、日程全体に影響します。
契約書には、金額や期間以外にも、以下のような重要項目が記載されていることがあります
使用者の故障・破損時の負担区分
故障時の代替機手配の可否
延長料金・遅延返却の扱い
禁止事項(不適正な場所・無資格者使用など)
これらを事前に確認し、トラブル時の責任を明確化しておくことが肝要です。
リース終了時には、借りたときと同じ状態での返却が基本です。
傷・部品破損の有無
清掃の有無(特に土汚れ・油汚れ)
アタッチメントの返却確認
作業時間・稼働記録の提出(GPS付き重機の場合)
返却後に問題があった場合の対応も、契約書に基づいて処理されます。
重機リースは、一見シンプルに見えて、安全性・法的責任・コスト管理の複雑な要素が絡み合っています。リース時の事前確認を怠ると、現場トラブル・契約違反・事故につながりかねません。
「借りる」ではなく「安全と信頼を預かる」という意識が、プロの現場には求められています。
徳島県阿南市の佐々木運輸機工有限会社は、
・クレーン作業(クレーン操作により建設資材等の吊上げ)
・長、重量物の運搬(重機等)
・建設機械の運搬(トラック使用)
・鉄骨、足場材等の建築資材の運搬
・矢板工事一式
などの作業を行っています。
また、重機のリース事業もしています。
クレーン、建設機械による作業の請負、重量物運搬、一般貨物自動車運送業、矢板工事一式、一般土木工事などは、佐々木運輸機工有限会社へお任せ下さい!