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皆さんこんにちは!佐々木運輸機工有限会社のブログ更新担当の中西です。
さて今回は
~社会を動かす“縁の下の力持ち”~
街で見かけるショベルカーやクレーン、ブルドーザー。
それらを実際に所有しているのは、建設会社だけではありません。
多くは“重機リース会社”が貸し出しているものです。
重機リース業は、表には出ないけれど、日本のインフラ整備を支える重要産業。
道路、橋梁、ダム、解体現場、造成地、災害復旧。
そのすべてに、リースされた重機が関わっています。
今回は、そんな重機リースの現場を“裏側から”覗いてみましょう。
目次
重機リース業とは、建設・土木・解体・産廃・農業など多様な分野に向けて、
必要な重機を一定期間貸し出す事業です。
代表的な機種は👇
油圧ショベル(ユンボ)
ホイールローダー
クローラクレーン
フォークリフト
高所作業車
ダンプ・ローラー・発電機など
「工事現場に欠かせない機械を、必要なときに、必要な期間だけ。」
これがリース業の基本理念です。
建設業の現場では、“一台一千万円を超える重機”を何十台も所有するのは現実的ではありません。
そこで登場するのが、重機リースという“効率の要”。
リースを活用することで、
初期投資の削減・メンテナンスコストの削減・現場適正機種の選択が可能になります。
重機が現場で稼働するまでには、多くの工程があります。
① 整備・点検
貸出前には必ず定期整備を実施。
油圧ホース、エンジンオイル、アームのグリスアップ、キャタピラの摩耗点検。
安全基準を満たした状態で出荷されます。
② 配送・搬入
10tトレーラーや低床車で搬送。
運搬チームが安全な積み下ろしを行い、現場へ引き渡します。
③ 使用サポート
現場条件に合わせたアタッチメント提案や、操作説明も行います。
④ 返却・再整備
返却後は、汚れ・損傷のチェック、修理、塗装、次の出荷に備えます。
この“整備・貸出・回収・再生”のサイクルが、リース業の品質を支えています。
近年は、重機にもICT・IoT・AIが導入されています。
位置情報(GPS)で稼働状況をリアルタイム管理
燃料使用量やアイドリング時間を自動記録
ドローンと連携し、施工量や傾斜角を自動測定
ICT建機での自動整地・3D施工対応
これにより、「経験と勘」だけでなく「データで動く現場」へと進化しています。
リース会社もこうした最新機種をラインナップに加え、**“効率化を支援するパートナー”**として機能しています。
重機リース業の最大の責任は「安全」です。
貸し出した機械が原因で事故を起こせば、それは企業の信頼問題に直結します。
そのため、各社では以下の取り組みが徹底されています👇
定期整備・点検記録のデジタル管理
年次自主検査・第三者点検
操作講習・安全マニュアルの配布
トラブル時の24時間緊急対応
リース会社の整備士たちは、「現場の安全を支える最後の砦」。
ボルト一本の締め忘れも見逃さない。
その誇りと責任感が、業界の信頼を築いています。
世界的に進むカーボンニュートラルの流れの中で、
重機リース業も“エコ化”が進んでいます。
電動油圧ショベル・ハイブリッド重機の導入
バイオディーゼル燃料の対応
騒音・排ガス規制適合機の普及
再塗装による長期再利用
「使い捨てではなく、循環利用」
重機を長く、安全に、環境に優しく使うことが、
これからのリース企業のブランド価値を決めます。
重機リース業は、単なる“機械貸出業”ではありません。
それは、社会インフラを支え、地域経済を動かす使命型ビジネス。
一台の重機の向こうには、
働く人の安全、施工の品質、そして街の未来があります。
リース業は今日も、見えないところで社会を動かしているのです。
徳島県阿南市の佐々木運輸機工有限会社は、
・クレーン作業(クレーン操作により建設資材等の吊上げ)
・長、重量物の運搬(重機等)
・建設機械の運搬(トラック使用)
・鉄骨、足場材等の建築資材の運搬
・矢板工事一式
などの作業を行っています。
また、重機のリース事業もしています。
クレーン、建設機械による作業の請負、重量物運搬、一般貨物自動車運送業、矢板工事一式、一般土木工事などは、佐々木運輸機工有限会社へお任せ下さい!
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