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佐々木運輸のあれこれ~専門用語~

皆さんこんにちは!佐々木運輸機工有限会社のブログ更新担当の中西です。

 

さて今回は

~専門用語~

ということで、クレーン作業に関わる方なら必ず知っておきたい主要な専門用語を、実務の流れに沿って解説していきます。

 

クレーン作業の現場では、短く正確なやりとりが必要とされるため、専門用語や略語が頻繁に使用されます。それらを正しく理解し使いこなすことで、現場の安全性と作業効率が大きく向上します。


【準備段階】で使われる専門用語

■ 玉掛け(たまかけ)

  • 吊り上げる資材にワイヤーやスリングを掛ける作業

  • 玉掛け技能講習修了者が必要

■ アウトリガー

  • クレーンの安定性を確保するために車体から張り出す脚

  • 地盤の状態によって「敷板」「鉄板」などで補強

■ 作業計画書

  • 使用機材、荷重、合図方法、作業区域などを記した文書

  • クレーン作業前に必ず策定される


【操作中】に使われる専門用語

■ ジブ(Jib)

  • クレーンのアーム部分。可動式で作業半径を決定づける

■ ブーム(Boom)

  • ジブと似た用語だが、特にクレーン本体から伸びる主柱部を指す

■ スイング

  • クレーンの旋回動作。資材の方向転換などに使用

■ フックイン/アウト

  • フックを巻き上げる/下げる操作

■ 吊り代(つりしろ)

  • 資材と地面の間に必要な最小限の隙間。荷物を安全に吊るための計算要素


【安全管理】に関する専門用語

■ 定格荷重

  • クレーンが安全に吊り上げられる最大荷重

  • 超過すると事故のリスク大。資材重量は常に事前確認必須

■ 死角確認

  • オペレーターが直接目視できない範囲を合図者が監視する動作

■ 立入禁止区域

  • 吊り荷の真下、旋回範囲、危険物周辺などに設けられる区域

■ ヨリ戻し

  • ワイヤーやベルトのねじれを防ぐ金具。吊り荷の回転や解けを防止


【合図・コミュニケーション】の専門用語

■ 手信号(てしんごう)

  • 作業者が使う定型ジェスチャーによる操作合図

  • 「巻け」「止まれ」「左右旋回」など

■ 合図者(あいずしゃ)

  • クレーンオペレーターに明確な指示を出す人。作業の要

■ 一斉合図(いっせいあいず)

  • 全体で動きを合わせるための開始・停止合図。「合図よし!」など


よくある“現場略語”もチェック!

略語 正式名称 意味・使い方例
SWS スウェーデン式サウンディング試験 地盤調査の略称
KY 危険予知活動 作業前のリスク確認
SWL Safe Working Load 安全作業荷重(定格荷重)

用語を知れば現場が変わる

クレーン作業の専門用語は、安全性を保ちつつ、意思疎通を迅速にするための共通言語です。ベテランでも若手でも、正確な言葉を使えることが現場での信頼を築く鍵になります。

 

 

徳島県阿南市の佐々木運輸機工有限会社は、
・クレーン作業(クレーン操作により建設資材等の吊上げ)
・長、重量物の運搬(重機等)
・建設機械の運搬(トラック使用)
・鉄骨、足場材等の建築資材の運搬
・矢板工事一式
などの作業を行っています。

また、重機のリース事業もしています。

クレーン、建設機械による作業の請負、重量物運搬、一般貨物自動車運送業、矢板工事一式、一般土木工事などは、佐々木運輸機工有限会社へお任せ下さい!

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